昨年、18年間のプロ野球生活にピリオドを打った古田氏が「自分もオリンピックに出た経験もありますし、長い間スポーツをやっていますので、思ったことを素直に伝えていきたい」と語れば、いまやドラマ、CMに引っ張りだこの相武は「初めてのキャスターなので、考えすぎずに楽しんで、感じたことを伝えたい」と笑顔を見せる。

 今年、フジテレビが掲げたコンセプトは“オリンピック番組史上最高にフレッシュなキャスター”。キャスター初挑戦ながら知名度抜群の2人は、まさにピッタリだ。

 古田氏には、同局のシドニー五輪キャスターを務めた、妻の中井という強い味方もいる。オファーを受けた際には早速、中井に相談したという。

 だが、「いいじゃない。頑張って」と応援された一方で、「もうちょっと滑舌を練習しなさい」と、きついアドバイスも受けたことを告白。「原稿を噛まないように注意したい」と苦笑した。

 とはいえ、自身もソウル五輪(昭和63年)に出場、野球の銀メダル獲得に貢献。さらに昨年12月の野球北京五輪アジア地区最終予選の解説では、「オッケーイ!」「ゴー!ゴー!ゴー!」などと、一喜一憂する熱血解説で話題になった。現地の“生”の熱さを知っているだけに、五輪でも熱いコメントが大いに期待される。

 もちろん、1番の注目は野球で、「ぜひ金メダルを取ってほしい。これぞ日本の野球だというのを見せて」と星野ジャパンに熱いエール。最後は直筆で「打倒世界」と書いた色紙を見せ、「世界を舞台に日本人つぇーなと思わせてほしい」と力を込めた。

 大会当日は2人とも可能な限り現地に赴く予定。フレッシュコンビの活躍で、メダルとともに視聴率も獲得しそうだ。
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